みなさん、ツリーイングってご存じですか?
簡単に言うと、「ロープとハーネス(安全ベルト)を使って木に登るアウトドアレジャー」です
元々は ”欧米の樹木医であり、木の剪定や伐採を行う専門技術者「アーボリスト」が高い木に登り、樹上で安全に作業を行うために発達させてきた技術” なんだそうです(Outdoor Basic Technic代表 内田一成さんのブログより引用)
その技術を応用して、誰もが気軽に木に触って親しむことができるようにアレンジされたアクティビティがツリーイングです
ツリーイングという言葉はNPO法人ツリーマスタークライミングアカデミー(略称:TMCA)が作ったもので、同種のアクティビティをツリークライミングと呼んでいる組織もあります
先月、PICNICでもTMCA公認インストラクターでもある内田一成さんをお呼びして、ツリーイング体験会を行いました
ツリーイングは、単に木に登って降りるだけではなく、木の上にハンモックを吊してくつろいだり、木と木との間にロープを渡して滑りながら移動したり、いろんな楽しみ方があります
木の上から見る景色は非日常感を味わえますし、時には鳥やリスなどの小動物に遭遇する愉しさを体験することができます
森を本拠地にする予定のPICNICでは、カフェレストランやヨガスタジオを利用して頂くだけではなく、森ならではの体験メニューやイベントもご用意したいと考えており、その中の一つとしてツリーイングがどんなものか、まずは自分で体験しようと思い、今回の体験会を企画いたしました
ツリーイングは、始める前に腐りかけた枝を落としたり、登る枝を選んでロープを渡す必要がありますが、これは経験とコツが必要であり、時間も掛かるためインストラクターや経験者が事前に準備します
参加者はハーネスを装着し、ヘルメットをかぶったら準備完了。ロープとハーネスを連結して木にぶら下がります
あとはロープに輪っかを作り、その中に足を引っかけて真下に踏み込み身体を持ち上げる・・といった動作を繰り返して登ります
降りるときはレンジャー部隊の気分も少し味わえます♪
今回は体験会ということで基本動作を経験するにとどまりましたが、最初のうちは思うようにスルスルと登ることができなかった参加者も、慣れると上手に登れるようになりました
最初から笑顔と歓声に溢れ、PICNICのお弁当タイムを挟んで4時間ほどの体験会でしたが、終わる頃には心地よい疲労感が漂いました
今回の体験会を踏まえ、改めてツリーイングイベントを企画したいと考えています♪
那須の美しい紅葉の時期に行えたら一層楽しそうですよね!