幸せの定義

 

幸せになりたい

 

きっと誰もが望むことですよね

でも、幸せの定義は人それぞれです

 

・お金持ちになる

・一流会社に入って立派な肩書きを得る

・好きな人と巡り合い結婚する・・・

 

十人十色の”幸せのイメージ”があるかもしれません

 

僕も若い頃は欲しいものがいっぱいあって、お金持ちになればきっと幸せになれると漠然と思っていました

 

でも、お金で買えるモノをどれだけ手に入れてもきっと心が満たされることはないと、年を重ねた今は思えます(手に入れられなかった者の負け惜しみかもしれません笑)

 

さらに言うと、

 

自分の欲を満たすことで、本当の幸せを手に入れることは難しい

 

と思うのです

 

もちろん僕の個人的な見解で、異論がある方もいると思います

 

では、どうしたら幸せな気持ちを持続できるか?

 

今の僕がたどり着いた答えは、

 

 

「誰かの役に立つこと」

「誰かを幸せにすること(そのお手伝いをすること)」

 

 

自分の行いや存在が誰かの役に立ち、心から感謝されること

 

自分が作ったものや提供したサービスによって誰かを笑顔にして、心から喜ばれること

 

日常の中でそんなことがたくさん実感できたら幸せな日々を送れます

 

どうしたら自分が幸せになれるかを考えるより、誰かを幸せにするお手伝いを一生懸命に行うことが、心から幸せを実感する近道だと僕は思います

 

そんなことはみんな分かってるよ!と思うかもしれません

 

でも、そうあり続けるのはとても難しいことです

 

あなたは最近誰かに感謝されましたか?

 

あなたが(あなたの会社が)作ったもの、提供したサービスは本当に誰かの役に立ち、感謝されていると断言できますか?

 

いま、日本には、そうとは言い切れない会社や商品、サービスがたくさん存在します

 

一昔前までは、真面目に働いて会社に貢献することが、結果としてたくさんの人の役に立つ商品やサービスを生み出すことにつながりました

 

でも今は、つい最近までたくさんの人から評価されていたものが、あっという間に価値がなくなってしまう時代です

 

本当は薄々気付いているのに、会社を存続させるためにあまり役に立たないモノやサービスを作り続けたり、生活のためにやむを得ずそこに与する社員がたくさん存在します

 

そんな、時代に合わなくなった会社を自分たちの力でもう一度変え、新たな価値を生み出そうという試みも素晴らしいチャレンジです

 

でも、会社や社員にその意志が感じられず、あるいは分かっていてもどうすることもできず、変革が難しいと悟ったら、自分で考えられる「誰かの役に立つこと」に挑戦するのもとてもやりがいのある人生だと思います

 

どんなに小さなことでも、少ない人にしか届かないとしても、誰かの役に立ち、感謝されることがしっかり実感できることが重要です

 

そこからスタートして、同じ志を持つ仲間達とその小さな幸せの輪を少しずつ大きくできたら幸せは持続しやすいかもしれません

 

いま、幸せを実感できていないとしたら、それは多分誰のせいでもありません

 

あなたを幸せにできるのは、きっとあなたしかいません