「森をひらく・森を愉しむ」イベント・レポート

梅雨真っただ中の6月14日金曜日と16日日曜日の両日、『ピクニックの森』のオープニング・イベントである「森をひらく・森を愉しむ」が行われました。(15日土曜日は悪天候のため中止となりました)


那須エリアだけでなく、宇都宮や首都圏からも何組ものご家族が参加頂き、小さなお子さんから60代のご夫婦まで、2日間で40名以上の方々と楽しいひと時を過ごすことができました♪


今回は木や森の専門家であるアーボリスト(樹護士)のお二人をお招きし、参加者のみなさんと快適な森を育むための作業をしながら、森ならではの様々な体験を愉しみました。


アーボリストとは、ロープを使って高い木に登り、木の健康状態をチェックしながら不要な枝を剪定したり、時には木ごと伐採したりする木や森を健やかな状態にする専門家です。


始めにアーボリストの興味深いお話を聞きながら森の中をゆっくり散策し、今日の作業内容について、みんなで意見交換をしました。



相談の結果、刈払機を使って下草刈りをしたり、刈り取った枝葉や朽ちた倒木をきれいに片づけたり、ナタを使って薪をつくったりしながら、自分たちの手で森をひらく作業をしました。

 


みんなで2時間ほど集中して作業をすると、見違えるように明るく快適な空間が広がりました。


そして、作業の後はランチタイム♪
私たちが用意したおむすびや玉子焼き、ぬか漬けの他に、各自が好きな具材を挟んでホットサンドをつくりました。



ご飯を食べたら子どもたちは我慢できず、木に登ったり、焚火で火遊びをしたり、ハンモックを楽しんだり、森の中を流れる小川でサワガニを捕まえたり♪



今日、初めて会う人たちが集まり、一緒に散策したり、作業をしたりするうちになんとなく打ち解け、お昼ごはんを食べる頃にはすっかり仲良しに♪


相談して役割分担を決めなくても、いつの間にか誰かが誰かの手助けをしたり、小さなお子さんの面倒を見てくれたり、楽しそうな場所に人が集まったり、あるいは一人でハンモックに揺られながら野鳥のさえずりに耳を傾けたり…それぞれが思い思いに楽しんでいる光景を目にすることができ、とても幸せな気持ちになりました。


森は、多世代の知らない人同士でも、自然と一緒に心地よく過ごせるようになる場所であることを、改めて実感しました。


そして、いつの間にか子どもたちが秘密基地ならぬ”昔の家”をつくり始めました♪




また近いうちに、皆さんと共に『ピクニックの森』で楽しく過ごす企画を準備します♪