“自立とは依存しないことではなく、依存先を増やすこと”

先日、僕が敬愛する先輩がFacebookでシェアされていた記事の中に、こんな言葉がありました

 

「自立とは依存しないことではなく、依存先を増やすこと」

 

一瞬、矛盾したことを言っているようにも思えますが、深く頷かされる言葉です

 

※【参照】自立とは依存しないことではなく、依存先を増やすことだ #自殺 #座間事件 #松本俊彦 http://bunshun.jp/articles/-/5050

 

この記事には、共感と気づきがたくさんありました

 

「歯を食いしばって、誰にも泣き言を言わずに一人で頑張ることが自立じゃない」

 

そして、最大の自傷行為は「助けを求めないこと」だとも

 

確かに、誰の助けも求めず、自分だけで何かを成し遂げようとしたり、窮地から脱しようとする行動や考え方は単なる奢りであり、大人として自立していない証拠なのかもしれません

 

つまり、依存できる人間関係を構築することが、自立するために必要な条件であるとも言えます

 

日本は他の先進国に比べ、若い世代の自殺率が高いのだそうです

 

人はみな成長して大人になる過程で、いろんなことを一人でうまくやれるようになりたいと思います

 

そして、できないことや、すぐに助けを求めることは恥ずかしいことであるという感情が芽生えます

 

日本人は自らを律する気持ちが比較的に強い傾向がある(最近は怪しくなりましたが・・・)ように思いますが、そんな感情や責任感が過度に強い人ほど誰にも相談できずに一人で苦しみ、自らを責め続け、挙句の果てに自殺に至ってしまうのではないでしょうか

 

周りの仲間たちと、もっと弱みや愚痴をさらけ出したり、失敗を笑い合える関係ができるといいですよね

 

結果をないがしろにしてなあなあで済ませるとか、いい加減な気持ちで取り組むという意味ではありません

 

失敗を責め続けるより、失敗を恐れず果敢にチャレンジする勇気や行動力を称賛したいということです

 

一度や二度の失敗であきらめずに、きちんと反省と総括をして、次のステップの糧にすることが大事ですよね

 

あきらめなければ、最終的な失敗として確定しないのですから

 

そして、チャレンジし続け、結果を残すためには、できるだけたくさんの人に依存した方がいいです

 

誤解を恐れずに言うと、優秀な人ほどたくさんの人に依存している気がします

 

人間的な魅力に溢れている人の周りには自ずと人が集まり、依存できる人間関係が構築され、周りが放って置けなくなりますからね

 

そんな人が、そして、そんな人間関係がたくさん生まれ育つ環境を作りたい

 

誰かが決めたあるべき姿や画一化された価値にとらわれず、旺盛なチャレンジ精神を応援し、一緒に喜びを分かち合いたい

 

PICNICはそんな環境を構築できる存在になりたいと思っています

 

木