バーチャルな技術が発達するに連れて、いろんなことがまるで本当に体験しているかのようにその感覚を味わうことができるようになりました
そのおかげで「やったつもり」「行ったつもり」になって、なんとなく満足することが多くなった気がします
また、大抵のことはインターネットで検索すれば答え“らしきもの”にたどり着けるので、疑いも検証もせずに納得したり、驚いたり、諦めてしまいがちです
そんな時代だからこそ、疑似体験で終わりにしたり、インターネットで検索しただけですぐに結論を出すのではなく、自分で実際に体験してどう感じたかを一番大切にしたいと思います
ネットの検索結果に出てくるものは他人の意見や感想です
しかもそれは、「過去」の「一部の人」のものに過ぎません
あなたが今どう感じるかは、あなた自身がいま体験しなければ分かりません
ましてや、あなたが好きなこと、大切にしたいと思う時間といった問いの答えは、あなたの中にしか存在しません
あなたが持って生まれ、その上にこれまでの人生で見てきたもの、経験してきたことが積み重なって形成されたあなたの「感性」こそが、あなたの師となります
だから、抑うつされた気分の中で感性が鈍っていると、自分の本当の感情や答えを導き出すことが難しくなります
僕は自分の感性が錆びないように、自然と共生する暮らしを選びました
僕の心を動かすものは、自然の中に多くあるからです
風に揺れる木々の音
川のせせらぎ
炎の揺らぎ
薪の爆ぜる音
雨に濡れた緑の匂い
霜柱を踏みつける感触
ふかふかの土を掘る手ざわり
自然と共生する日常の中には、五感を研ぎ澄ます体験に溢れています
幼い頃、そんな環境の中で成長した僕は、そんなものに囲まれていると、自分の感性や判断に自信が持てます
どんなにAIが発達し、技術や文明が進化しても、自然の中の景色や体験は人類にとってかけがえのない普遍的な価値であると僕は信じています
五感を刺激する景色や体験が日常に溢れている那須高原で、普遍的な価値を提供する場所をつくりたくて、PICNICの森を始める決心をしました
たくさんの人に必要とされる森をつくっていきたい
そして、あなたの感性を取り戻せる場所になりたいと願います
僕はいきなり「移住」という選択をしましたが、それぞれの環境や条件の中で、自分の感性を取り戻す時間の作り方を考えてみてはいかがでしょうか?
毎月(毎週)必ず非日常環境に身を投じる
平日は東京、休日は郊外(2地域居住)
半年働き、半年休む
パラレルキャリア
「働き方改革」は制度の問題ではなく、自分の気持ちと決断の問題だと思います
あなたのしごと(働き方)は、本当にあなたがしたいことですか?
働き方と生き方は、切っても切り離せないものです
PICNICの森で、あなたがワクワクする人生を見つけてほしい
そのお手伝いができるよう一所懸命に準備を進めています
近々、場所とともに、これからの具体的な活動をお知らせする予定です